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NEWS 李香代取締役による損害賠償訴訟
控訴に関する弁護団声明発表のお知らせ

李香代取締役による損害賠償訴訟
控訴に関する弁護団声明発表のお知らせ



■ 概要
株式会社TryHard Japanの取締役である李香代氏は、2024年5月、泉南市議会議員・添田詩織氏によるSNS投稿により、
名誉毀損・プライバシー侵害・肖像権侵害を受けたとして、大阪地方裁判所に損害賠償請求訴訟を提起しました
(令和6年(ワ)第4903号)。

2025年10月24日、大阪地裁は、添田氏の投稿行為について違法性を認め、投稿の削除を命じる判決を言い渡しました。
この判断は、公職にある政治家によるSNS上での発信のあり方に警鐘を鳴らすものであり、特に「犬笛型ヘイト」と呼ばれる構造を認めた点で、極めて重要な意義を有するものです。
一方で、本判決は差別的意図の認定を行わず、損害賠償額も被害の深刻さに見合うものではなかったことから、李氏弁護団は不服部分について控訴し、下記の声明を発表いたしました。

■ 弁護団声明(要旨)
1.第一審判決の意義と控訴に至る経緯
本判決は、政治家によるSNS上の名誉毀損・プライバシー侵害・肖像権侵害を認定し、投稿削除を命じた点で画期的な判断です。
しかしながら、被告による差別的意図を認定しなかった点は、司法が人種差別・民族差別の問題に十分に向き合えていない現状を示しています。
弁護団は、差別のない社会の実現という本訴の目的を達成するため、控訴審において是正を求めることとしました。

2.控訴の主要論点
(1) 差別的意図の認定漏れ
添田氏の発言が人種差別・民族差別的意図を有していたにもかかわらず、第一審では認定がなされなかった。

(2) 損害賠償額の不当な低額認定
人種差別・民族差別的意図があり、政治家としての影響力や発信の拡散性の高いプラットフォームで行った重大性や悪質性に比して、認定額が著しく低く、被害の回復に十分ではない。

(3) 政治家による差別的言動に対する司法の責任
本件は単なる私人間の紛争にとどまらず、公共的地位にある政治家による差別的行為として、社会的責任を問うべきものである。

3.控訴審で目指すもの
投稿がヘイトスピーチに該当する旨の認定
被害の深刻性に見合う適正な損害賠償額の確定
政治家による差別的言動に対する明確な司法判断の確立

4.結び
弁護団は、控訴審を通じて人種差別・民族差別に基づくヘイトスピーチの根絶と、被害者の完全な権利回復を実現するため、最後まで全力で闘う決意を表明しています。

■ 本件概要
事件番号:令和6年(ワ)第4903号
原告:李香代(株式会社TryHard Japan 取締役)
被告:添田詩織(泉南市議会議員)
第一審判決日:2025年10月24日(大阪地方裁判所)
控訴日:2025年11月7日
請求内容:名誉毀損・プライバシー侵害・肖像権侵害による損害賠償および投稿削除請求

■ 株式会社TryHard Japan コメント
TryHard Japanは、企業として人権・多様性・公平性を尊重し、社会における差別や偏見のない共生社会の実現を目指しています。
本件を通じ、政治や社会の中で人権意識がより深く根づくことを願い、引き続き社員一人ひとりが尊厳をもって働ける環境づくりに取り組んでまいります。


2025年11月7日(金)
株式会社TryHard Japan(本社:大阪市中央区)